【症例紹介】A様 / 80代 / 女性：慢性腰痛 / 両膝関節痛 / 左上肢下肢の関節拘縮 / 歩行困難≪30回目≫

2022.12.28

患者様の症例

こんばんは、神原鍼灸院の神原です。

本日12月28日は『官公庁御用納め、仕事納め』。

1873年から、官公庁は12月29日から1月3日までを休暇とすることが法律で定められています。

多くの民間企業でも本日が仕事納めとなりますので、本日が仕事納めという方も多いのではないでしょうか。

気持ち良く新年を迎えられると嬉しいですね(^^)

それでは、本題に入ります。

今回は実際に当院で治療を受けていただいている患者様の症例を紹介いたします。

先日ご紹介をしました、A様の30回目の施術のレポートになります。

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■患者様
A様 / 80代 / 女性

■訪問時の症状
慢性腰痛 / 両膝関節痛 / 左上肢下肢の関節拘縮 / 歩行困難

■施術回数
30回目

■施術内容
・慢性腰痛・両膝関節痛 → 腰部、下肢への針治療
・左上肢下肢の関節拘縮 → 頭部への針治療、左上肢下肢の機能訓練
・歩行困難 → 体幹部と両下肢の機能訓練

■施術開始前と施術後の変化
体幹部の機能訓練と姿勢維持のための機能訓練の実施に時間をかけるようになって、歩行訓練での姿勢維持も安定してきました。
歩行時の痛みも無く、補助付きであれば正しい動作で杖歩行も行えるようになりました。
そして今回の歩行訓練では、補助で体重を支えませんでした。
側に付いて体に手を添えるようにし、バランスが崩れた時のみ支えられるようにしました。
↓
初めは歩行速度をゆっくりにしたところ、ほとんどバランスを崩すことなく歩けました。
徐々に慣れてきたこともあり恐怖心が取れてきたのか、だんだん歩行速度を上げてテンポ良く足を出せるようになりました。
時折バランスを崩すことはありましたが、補助に添えた手に若干寄りかかる程度です。
そのため、転倒の危険性を感じることはありませんでした。

■患者様のお声
「今日は補助なしで歩きましょうと言われて少し不安がありましたが、「側で手を添えているので絶対に転ぶことはないですよ」と言われて、実際に手を添えてもらうとほとんど支えてもらっているような安心感があったので、補助付きの歩行訓練と変わらず集中して行えました。
終わった後に「全然補助に頼らずほとんどAさんの力のみで歩けてましたよ」と言われてビックリしたのと同時に嬉しかったです。」

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今回は補助付きでの杖歩行に加えて、ほとんど補助の無い状態での歩行ができるようになりました。

恐怖心があると体を緊張させたり強張らせてしまい、できることもできなくなってしまいます。

しかし痛みが無くなったことやバランスを崩さなくなった成功体験によって、前向きに挑戦することができました。

慣れも大きいですし、A様が私達を信頼してくださっていることも大きいです。

A様に喜んでいただけていることがとても嬉しいです！

引き続き、施術による経過をブログでご案内してまいります。