こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は漫画の日。1841年のこの日、イギリスの風刺漫画雑誌「パンチ」が創刊されたことが由来だそうです。最近は電子書籍で漫画を読む方も増えましたが、長時間同じ姿勢で読書をしていると、気づけば腰が痛くなっていることもありますね。夏の暑さで冷房の効いた部屋で過ごす時間が長くなる季節、体を冷やしすぎないようお気をつけください。
それでは、本題に入ります。
本日は【長時間同じ姿勢による腰痛と東洋医学の考え方】についてお話をします。
椅子に座って読書や手芸を楽しむ時間、気がつくと何時間も経っていた…そんな経験はありませんか。実は、長時間同じ姿勢でいることは、若い頃以上に体への負担が大きくなるものです。

東洋医学では、体の不調を「気・血・水」という3つの要素から考えます。「気」は生命エネルギー、「血」は血液や栄養、「水」は体液や潤いを表します。これらが体内をスムーズに巡ることで、健康が保たれると考えられています。
長時間同じ姿勢でいると、この「気・血・水」の流れが滞ってしまうのです。特に腰周りは体の中心に位置し、多くの経絡(気の通り道)が通っています。座ったままの姿勢が続くと、腰周辺の筋肉が緊張し続け、血流が悪くなり、気の巡りも停滞してしまいます。
当院では、実際にこんな方がいらっしゃいました。編み物が趣味で、集中すると2〜3時間座りっぱなしになってしまうという方です。最初は立ち上がる時に少し痛む程度でしたが、次第に寝返りを打つのも辛い腰痛に発展してしまったとのことでした。
このような症状に対して、当院では針治療で腰周辺のツボを刺激し、滞った気血の流れを整える施術を行います。腰だけでなく、お腹や足のツボも組み合わせることで、全身の巡りを促進していきます。東洋医学では「不通則痛(流れが悪くなると痛みが生じる)」という言葉があるように、痛みの根本は巡りの悪さにあると考えるのです。

ご自宅でできる対策としては、30分に一度は立ち上がって軽く体を動かすことをお勧めします。腰をゆっくり回したり、軽くストレッチをするだけでも、滞った気血の流れを改善する効果があります。
また、夏場は冷房で体が冷えやすく、これも気血の巡りを悪くする要因になります。特に腰周りは冷やさないよう、薄手の腹巻きなどで保温することも大切です。温めることで血流が良くなり、痛みが和らぐことも少なくありません。
ご自宅での施術も可能ですので、通院が難しい方もお気軽にご相談ください。体の巡りを整えることで、痛みのない快適な日常を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
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