こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は7月17日、「漫画の日」です。1841年のこの日、イギリスで風刺漫画雑誌「パンチ」が創刊されたことに由来しているそうです。漫画を読む時、つい夢中になって同じ姿勢を続けてしまいますが、首や肩に負担がかかりますので、時々休憩を入れてくださいね。暑い日が続きますが、体調を崩されていませんでしょうか。
それでは、本題に入ります。
本日は【冷えからくる肩こり】についてお話をします。
「夏なのに肩がガチガチに凝る」というお悩み、実は梅雨明けから秋口にかけて、訪問先でよく伺うお声です。
一見不思議に思われるかもしれませんが、夏は実は体が冷えやすい季節なのです。外は猛暑でも、室内ではクーラーが効いており、その温度差が体に大きな負担をかけています。特に、日中ほとんどご自宅で過ごされる方は、長時間クーラーの効いた部屋におられることになります。
このような環境では、知らず知らずのうちに体の表面が冷やされ、血行が悪くなってしまいます。すると、首から肩にかけての筋肉が硬くなり、強い肩こりが生じるのです。

加えて、冷たい飲み物や食べ物を摂る機会が増えることで、体の内側からも冷えが進行していきます。東洋医学では、このような状態を「寒邪(かんじゃ)が侵入した」と表現します。体内に冷えが蓄積すると、気血の巡りが滞り、肩こりだけでなく、だるさや食欲不振などの症状も引き起こします。
私が訪問治療で伺っているあるお客様も、昨年の夏、「肩がパンパンに張って、頭痛までするようになった」とおっしゃっていました。お話を聞くと、暑がりなご家族のためにクーラーの設定温度を低めにされていたとのこと。ご自身は寒さを我慢されていたそうです。
針治療では、冷えで固まった筋肉をほぐすだけでなく、体全体の気血の流れを整えていきます。肩や首のツボはもちろん、冷えの影響を受けやすいお腹や足のツボにもアプローチすることで、体の芯から温まり、血行が改善されていきます。
当院の訪問治療では、ご自宅という慣れた環境で、リラックスしながら施術を受けていただけます。移動の負担もありませんし、治療後すぐにお休みいただくこともできます。
また、日常生活での工夫も大切です。
クーラーの設定温度は28度程度を目安に、直接風が当たらないようにしましょう。特に首や肩には、薄手のカーディガンやストールを使って、冷気から守ることをお勧めします。

お風呂はシャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、体の深部まで温めることができます。入浴後は、冷房の効いた部屋に急に入らず、しばらく涼しい場所で体を休めてください。
飲み物も、キンキンに冷えたものばかりではなく、常温や温かいものを意識的に取り入れましょう。生姜湯や温かいほうじ茶などは、体を内側から温めてくれます。
夏の冷えによる肩こりは、放っておくと秋まで長引くことがあります。「ただの肩こり」と軽く考えず、早めの対処を心がけてください。
通院が難しい方、外出が不安な方は、どうぞお気軽にご相談ください。ご自宅で専門的な治療を受けていただけます。
暑さとクーラーの冷えに負けず、健やかな夏をお過ごしください。
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