こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は8月29日、「焼き肉の日」だそうです。「やき(8)に(2)く(9)」の語呂合わせからきているとのこと。夏の終わりに美味しいものを食べて、体を労わってあげるのも大切ですね。
それでは、本題に入ります。
本日は【膝痛】についてお話をします。
階段の上り下りや、椅子から立ち上がる時に膝に違和感を覚えることはないでしょうか。外出の機会が減り、室内で過ごす時間が増えると、膝には思っている以上に負担がかかっているものです。
膝は体を支える関節として、常に体の重さを受け止めています。立っている時も座っている時も、膝の関節には上半身の重みが集中します。
この負担は、動き続けているうちは筋肉や腱がうまく分散してくれるのですが、動きが少なくなると関節への圧迫が強まりやすくなるのです。

東洋医学では、体を支えるエネルギーとして「気」「血」「水」という三つの要素を大切に考えます。「気」は体を動かす力、「血」は栄養を届ける流れ、「水」は潤いを保つ働きです。
膝の関節がなめらかに動くためには、この三つの巡りが整っていることが欠かせません。特に「気」の流れが滞ると、関節に重だるさが残りやすくなります。
体の重さが膝に集中すると、関節の中で圧力が高まります。すると「水」の流れも悪くなり、関節の潤いが不足して、動きにくさを感じるようになるのです。
夏の暑さで汗をかく時期は、体の中の「水」が外に出やすく、体内の巡りが乱れがちです。冷房の効いた部屋で動かずに過ごしていると、「気」の流れもゆっくりになり、膝の重さとして現れてくることがあります。
針の施術では、膝の周りにあるツボに働きかけて、「気」「血」「水」の巡りを整えていきます。膝の内側や外側、膝裏にも大切なツボがあり、そこから全身のバランスを整えていくのです。

一人ひとりの体質や生活習慣を見極めながら、滞っている部分を探し、やさしく流れを促していきます。ご自宅で受けられる訪問施術では、普段過ごしている姿勢や動きを見ながら、暮らしに合わせた施術を行うことができます。
日常生活では、立ち上がる時にゆっくりと膝を伸ばすこと、座っている時も時々足首を動かすことを意識してみてください。足首を回すだけでも、下半身の「気」と「血」の流れが促されます。
また、膝を温めて冷やさないようにすることも、「水」の巡りを保つ助けになります。夏でも冷房で冷えやすい方は、薄手のひざ掛けなどで膝を守ってあげると良いでしょう。
外出が難しい方でも、ご自宅で無理なく施術を受けていただけます。体にかかる負担を少しずつやわらげながら、暮らしの中で動きやすさを取り戻していきましょう。
神原鍼灸院 神原
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