こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は4月19日、飼育の日。動物園や水族館で動物たちのお世話をする飼育員さんの仕事を知ってもらう日だそうです。毎日の細やかなケアが動物たちの健康を支えているように、私たちの体も日々のケアが大切ですね。春らしい暖かい日が増えてきましたが、朝晩の気温差で体調を崩さないよう、どうぞお気をつけください。
それでは、本題に入ります。
本日は【春の膝痛は冷えが原因?東洋医学の視点で解説】についてお話をします。
「暖かくなってきたのに、なぜか膝が痛む」「雨の日になると膝がうずく」といったお悩みを抱えていらっしゃる方は少なくありません。特に通院が難しい方にとって、膝の痛みは日常生活に大きな影響を与える症状の一つです。

春の膝痛の多くは、実は「冷え」が深く関わっています。暖かい季節だからといって油断は禁物で、朝晩の気温差や冷房による冷え、薄着による冷えなどが膝関節に負担をかけているのです。
東洋医学では、人の体は「気・血・水」という三つの要素で成り立っていると考えます。膝痛を例に説明すると、まず「気」は体のエネルギーや温める力を指し、これが不足すると体が冷えやすくなります。「血」は血液循環を表し、冷えにより血流が滞ると関節に栄養が届きにくくなります。そして「水」は体液の循環を意味し、これが滞ると関節に余分な水分が溜まり、痛みや腫れの原因となります。
冷えからくる膝痛は、これら三つの要素すべてに影響を及ぼします。気の不足により体を温める力が弱くなり、血の滞りで関節の栄養状態が悪化し、水の滞りで関節内に炎症が起こりやすくなるのです。
当院の訪問治療では、まず全身の「気・血・水」の流れを整えることから始めます。針治療により経絡(気の通り道)を刺激し、体の内側から温める力を高めていきます。ご自宅での施術なので、リラックスした環境で治療を受けていただけることも、気の巡りを良くする要因の一つです。

実際に、「階段の上り下りが辛くて外出を控えていた」という80代の女性の方も、定期的な訪問治療により膝の痛みが和らぎ、今では近所への買い物にも出かけられるようになりました。
日常生活では、膝を冷やさないよう膝掛けやレッグウォーマーの活用をおすすめします。また、足首を回すなどの簡単な運動で血流を促進することも大切です。入浴時は湯船にしっかりと浸かり、体の芯から温めるよう心がけてください。
膝の痛みでお困りの際は、一人で抱え込まずにご相談ください。東洋医学の視点から、その方に合った治療法をご提案いたします。ご自宅での施術も承っておりますので、外出が不安な方もお気軽にお声かけください。
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