体重の負担が膝を圧迫する仕組みと支え方

神原鍼灸院 院長ブログ 膝痛

こんばんは、神原鍼灸院の神原です。

今日は8月26日、人権宣言記念日です。1789年のこの日、フランスで「人間と市民の権利の宣言」が採択されました。一人ひとりの尊厳が大切にされる社会の礎となった日ですね。夏の疲れが出やすい時期ですが、ご自身の体の声にも耳を傾けて、無理なく過ごしていただければと思います。

それでは、本題に入ります。
本日は【体重の負担が膝を圧迫する仕組みと支え方】についてお話をします。

膝の痛みを訴える方の中には、体重による負担が大きく関わっているケースが少なくありません。

膝は立つ・歩く・座るといった日常の動作すべてにおいて、体重を支え続けている関節です。歩くときには体重の約3倍、階段の上り下りでは約5〜7倍もの負荷が膝にかかるといわれています。

膝痛のイメージ

若い頃は筋肉や軟骨がしっかりと支えてくれますが、年齢を重ねるにつれて筋力が低下し、軟骨も徐々にすり減っていきます。すると、体重の負担が直接膝の関節にのしかかり、痛みや腫れ、動きづらさにつながってしまうのです。

東洋医学では、膝の痛みを「気・血・水」の巡りの滞りとして捉えます。体重の負担が続くことで膝まわりの巡りが悪くなり、老廃物がたまって炎症や痛みが起こりやすくなると考えます。

特に夏場は冷房による冷えや、暑さで動く機会が減ることで、さらに巡りが滞りがちです。膝まわりの筋力が落ちると、関節への負担がいっそう増してしまいます

当院の訪問治療では、膝まわりのツボに針を打ち、気血の流れを整えることで炎症や痛みをやわらげるお手伝いをしています。また、膝を支える太ももやふくらはぎの筋肉にもアプローチし、関節への負担を分散させていきます。

ご自宅での施術なので、通院の負担もありません。週2〜4回、約20分の施術を続けながら、膝を守る体づくりを一緒に進めていきます

膝痛の施術風景

日常生活でできる対策としては、まず適度な体重管理が大切です。無理な食事制限ではなく、バランスの良い食事を心がけることが基本になります。

また、椅子に座ったまま足を伸ばす運動や、仰向けで膝を軽く曲げ伸ばしする動きなど、関節に負担をかけずに筋力を保つ工夫も有効です。痛みが強いときは無理をせず、膝を温めて巡りを良くすることを優先してください。

膝の痛みは、毎日の積み重ねで少しずつ変化していきます。ご自身の体に合ったペースで、膝をいたわる暮らしを続けていただければと思います。

何かお困りのことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

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