重ねた日々が気の巡りを細くする膝への影響

神原鍼灸院 院長ブログ 膝痛

こんばんは、神原鍼灸院の神原です。

今日は文化の日。芸術や学問を尊ぶ日とされていますね。秋晴れの穏やかな気候の中、美術館や博物館へ足を運ばれる方も多いでしょう。気温も落ち着いてきましたので、お出かけの際は一枚羽織るものをお忘れなく。

それでは、本題に入ります。
本日は【膝痛】についてお話をします。

秋になると、階段の上り下りがつらい、立ち上がるときに膝が痛むといった悩みが増えてきます。この時期は気温の低下とともに筋肉が縮みやすくなり、長年の生活習慣によって蓄積された膝への負担が表に出やすくなるのです。

膝痛のイメージ

東洋医学では、膝は「筋会(きんえ)」と呼ばれる筋の集まる場所とされています。長い年月をかけて筋力が衰えてくると、気血の巡りが細くなり、膝を支える力が弱くなっていきます。特に秋は冷えによって気の流れが滞りやすく、筋肉が硬くなって膝関節への負担が増すのです。

日々の生活の中で、椅子に座る時間が長い、階段をあまり使わないといった習慣が続くと、知らず知らずのうちに太ももの筋肉が細くなり、膝を支える力が弱まっていきます。すると膝関節に直接負荷がかかるようになり、痛みや重さとして現れてくるのです。

当院の訪問施術では、膝周りのツボに針を打って気血の巡りを整え、硬くなった筋肉を緩めていきます。膝の内側にある「血海(けっかい)」、膝のお皿の下にある「犢鼻(とくび)」といったツボは、膝の気血を通す大切な場所です。

膝痛の施術風景

秋の冷えから膝を守るには、温めることと適度に動かすことの両方が大切です。椅子に座ったまま足首を回す、膝を軽く曲げ伸ばしするだけでも、気の巡りを保つ助けになります。お風呂では湯船にしっかり浸かって、膝から下をゆっくり温めましょう。

外出が不安な方には、ご自宅での施術という選択肢があります。慣れた環境で落ち着いて治療を受けられることで、筋肉の緊張も緩みやすくなります。1回の施術は約20分、週2〜4回のペースで続けることで、気血の巡りが整い、膝を支える力が戻ってきます。

通院が難しくなった方でも、諦める必要はありません。暮らしの中に治療を組み込むことで、長く続けられる体づくりが可能になるのです。

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