秋の冷えが肩に重さを招く気血の流れと整える日々の習慣

神原鍼灸院 院長ブログ 肩こり

こんばんは、神原鍼灸院の神原です。

今日は10月30日、「香りの記念日」です。秋が深まると自然の香りも変化し、金木犀の甘い香りから枯れ葉の落ち着いた香りへと移り変わっていきます。

この季節の変わり目は、体にとっても大きな節目の時期です。

それでは、本題に入ります。
本日は【秋の冷えが肩に重さを招く気血の流れと整える日々の習慣】についてお話をします。

秋になってから肩が重く感じるようになった、朝起きたときに肩が張っている、そんな声をよく耳にする季節です。

実はこの時期の肩の重さには、気温の変化</��が深く関わっています。

東洋医学では、体の中を「気・血・水」という三つの要素が巡っていると考えます。「気」はエネルギーや生命力、「血」は栄養を運ぶ働き、「水」は潤いや体液を指します。

この三つがバランスよく巡っているときは、体調も安定しています。

肩こりのイメージ

ところが秋の冷えは、この巡りを変化させます。

気温が下がると、体は熱を逃がさないように血管を細くします。すると肩周りの血の巡りが細くなり、気の流れも滞りやすくなるのです。

気が滞ると、肩の筋肉に十分なエネルギーが届かなくなります。筋肉は力を失い、緊張した状態が続きやすくなります。

さらに血の巡りが悪くなると、老廃物も停滞します。

この停滞が肩の重さや張りとなって感じられるようになります。冷えは単に寒さを感じるだけでなく、体の内側の巡りに影響を与えているのです。

当院では、肩周りの気血の巡りを整えることを大切にしています。

針を用いて首や肩のツボに働きかけ、滞っている気の流れを促します。特に「肩井(けんせい)」や「風池(ふうち)」といったツボは、気血の巡りを整える働きがあります。

ご自宅での施術なので、移動の負担なく、リラックスした環境で治療を受けていただけます。

肩こりの施術風景

施術は1回約20分、週2〜4回のペースで体の変化を見守ります。

日常生活では、首と肩を冷やさないことが大切です。

外出時にはストールやマフラーを用いて首元を温めると、気血の巡りが保たれやすくなります。また室内でも、肩が冷えないように上着を一枚羽織るだけで違いが出ます。

温かい飲み物を意識的に取り入れることも効果的です。

体の内側から温まることで、血の巡りが促されます。生姜湯や番茶など、体を温める性質のある飲み物がおすすめです。

秋の肩の重さは、冷えによる気血の巡りの変化が関わっています。

体が発しているサインを受け止めて、日々の小さな工夫を重ねていきましょう。

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