こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は8月26日、人権宣言記念日だそうです。1789年にフランスで人権宣言が採択された日ですね。暑さもまだまだ続いていますが、室内と外の温度差で体調を崩されていませんか。冷房の効いた部屋で過ごす時間が長くなると、体の芯から冷えてしまうこともありますので、どうぞご自愛ください。
それでは、本題に入ります。
本日は腰痛についてお話をします。
夏の暑い時期、室内で過ごす時間が長くなると、冷房による冷えが知らず知らずのうちに体に溜まっていきます。
特に腰は冷えの影響を受けやすい場所です。冷房の風が直接当たったり、冷たい空気が下に溜まったりすることで、腰まわりが冷えてしまいます。体が冷えると血の巡りが滞り、筋肉も硬くなりやすくなります。その結果、腰に重だるさを感じたり、動かしづらくなったりすることがあります。
東洋医学では、冷えは「寒邪」として体に悪さをすると考えられています。
寒邪は気血の流れを妨げ、痛みや重だるさを招く原因になります。特に腰は体の中心にあり、気血の巡りが滞ると全身のバランスにも影響を及ぼしやすい場所です。長時間座ったままの姿勢や、外出の機会が少なくなることも、巡りの悪化につながります。

当院では、ご自宅で受けていただける訪問治療を行っています。
針の施術で腰まわりのツボに働きかけ、気血の流れを促して冷えによる不調を和らげるお手伝いをしています。1回の施術は約20分で、週2〜4回のペースでお伺いするのが基本です。通院が難しい方にも、ご自宅で安心して治療を受けていただけます。
施術だけでなく、日々の暮らしの中でできるケアも大切です。
まず、腰を温める習慣を持つことをおすすめします。使い捨てカイロや湯たんぽを腰に当てて、じんわりと温めてあげてください。入浴の際は湯船につかって体全体を温めると、巡りが良くなりやすいです。シャワーだけで済ませるよりも、お湯につかる時間を持つことが冷えた腰をいたわる助けになります。
また、軽く体を動かすことも効果的です。

座ったままでいると、腰まわりの筋肉が固まってしまいます。立ち上がって少し歩いたり、椅子に座ったまま腰をゆっくり左右にひねったりするだけでも、血の巡りを促すことができます。無理のない範囲で、毎日少しずつ続けてみてください。
冷房の使い方にも気を配りましょう。
冷房の風が直接腰に当たらないようにし、設定温度も低くしすぎないようにしましょう。薄手のひざ掛けや腹巻きを使って、腰まわりを守ってあげることも大切です。ちょっとした工夫が、冷えから体を守る助けになります。
夏の冷房による冷えは、体に気づかれにくいまま積み重なっていきます。
腰の重だるさを感じたら、それは体からのサインかもしれません。温めること、動かすこと、そして環境を整えること。毎日のちょっとした習慣が、腰を守り、快適に過ごすための土台になります。
ご自宅でできることから始めて、腰をいたわる暮らしを続けていただければと思います。
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