こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は7月29日、アマチュア無線の日。昭和27年に日本でもアマチュア無線が再開されたことを記念して制定されました。無線通信という当時の最先端技術を趣味として楽しむ方が増えた時代ですね。さて、夏本番のこの時期、エアコンの効いた室内で過ごす時間が長くなり、知らず知らずのうちに身体が冷えて姿勢も固まりやすくなっています。
それでは、本題に入ります。
本日は【姿勢の崩れから起こる肩こりを東洋医学で考える】についてお話をします。
長年の生活習慣で身体に染みついた姿勢の癖。立っているとき、座っているとき、ご自身では気づかないうちに背中が丸まり、肩が前に出て、首が前に突き出す姿勢になっていませんか。
このような姿勢の崩れは、東洋医学では「気・血・水」の滞りとして捉えることができます。

まず「気」の流れについて。東洋医学では、身体を巡るエネルギーを「気」と呼びます。姿勢が崩れると、この気の通り道である経絡が圧迫され、スムーズな流れが妨げられてしまうのです。特に首から肩にかけては多くの経絡が通っているため、姿勢の影響を受けやすい場所といえます。
次に「血」の巡りです。血は全身に栄養を運ぶ大切なもの。猫背や前かがみの姿勢が続くと、肩周りの筋肉が緊張して血管を圧迫し、血の巡りが悪くなります。これが肩のこりや重だるさとして感じられるようになります。
そして「水」の停滞。身体の中の水分代謝が滞ると、むくみや冷えとなって現れます。姿勢の崩れで筋肉が固まると、リンパの流れも悪くなり、水の停滞が起こりやすくなるのです。
私の施術では、まず姿勢によって負担がかかっている筋肉を見極めます。多くの方が首の付け根、肩甲骨の内側、背骨の両脇に強い張りを感じておられます。
ここに針を打つことで、気血の流れを整え、筋肉の緊張を和らげていきます。同時に、水の巡りを良くするツボにもアプローチすることで、身体全体のバランスを取り戻していくのです。

訪問での施術では、ご自宅で普段過ごされている姿勢を確認できるのが大きな利点です。座っておられる椅子の高さ、テレビを見る時の位置、ベッドや布団の状態など、日常の環境も含めてアドバイスができます。
姿勢は長年かけて身についたものですから、すぐに完璧に直すことは難しいかもしれません。でも、針治療で気血水の流れを整えながら、少しずつ身体の使い方を見直していくことで、肩こりは改善していきます。
日常生活では、時々両肩を後ろに引いて胸を開く動作を取り入れてみてください。深呼吸と合わせて行うと、気の巡りも良くなりますよ。
姿勢の崩れによる肩こりでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。ご自宅でリラックスした状態で、東洋医学の視点から身体全体を整える施術をご提供いたします。
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