筋力低下が原因の膝痛を改善する方法

神原鍼灸院 院長ブログ 膝痛

こんばんは、神原鍼灸院の神原です。

今日は5月25日、食堂車の日。明治32年のこの日に、山陽鉄道で日本初の食堂車が走ったそうです。列車での長時間の移動中も食事ができるという画期的なサービスでしたが、現在では同じ姿勢を続けることによる体の負担も問題視されています。春の陽気に誘われて外出の機会も増える季節ですが、歩行時の膝の痛みが気になっている方も多いのではないでしょうか。

それでは、本題に入ります。
本日は【筋力低下が原因の膝痛を改善する方法】についてお話をします。

膝の痛みは多くの方が経験される症状ですが、その中でも筋力低下が原因となっているケースが非常に多く見られます。特に日頃の運動不足や加齢による筋力の衰えは、膝関節に大きな負担をかけることになります。

膝関節は体重を支える重要な関節で、歩行や立ち上がり動作の際に体重の3~4倍もの負荷がかかると言われています。この負荷を分散し、関節を安定させるのが太ももの前側にある大腿四頭筋や、後ろ側のハムストリングスなどの筋肉群です。

膝痛のイメージ

これらの筋力が低下すると、膝関節そのものに過度な負担がかかり、軟骨の摩耗や炎症を引き起こして痛みが生じます。また、膝を支える筋肉が弱くなることで関節が不安定になり、わずかな動作でも痛みを感じるようになってしまいます。

私の施術経験では、通院が困難になってからご自宅にお伺いする方の多くが、この筋力低下による膝痛を抱えていらっしゃいます。長期間外出を控えることで筋力がさらに低下し、痛みが慢性化してしまうケースも少なくありません。

東洋医学では、膝痛の多くは「腎虚」という状態と関連があると考えられています。腎は骨や筋肉を養う働きがあり、この機能が低下することで膝周りの筋力低下や関節の不調が現れるとされています。

膝痛の施術風景

当院の訪問治療では、膝周りの筋肉の緊張を和らげる針治療と、筋力向上をサポートするツボへの施術を組み合わせて行っています。特に膝の内側にある「血海」や「陰陵泉」といったツボは、膝の痛みと筋力低下に効果的です。

日常生活では、無理のない範囲での筋力維持が重要です。椅子に座った状態での足上げ運動や、壁に手をついての軽いスクワット動作など、安全に行える運動を継続することが膝痛改善の鍵となります。

また、膝を冷やさないよう保温を心がけ、入浴時には膝周りをしっかりと温めることも大切です。筋力低下による膝痛は一朝一夕には改善しませんが、適切な治療と日常のケアを続けることで、痛みの軽減と筋力の回復が期待できます。

外出が不安で治療院への通院が難しい場合でも、ご自宅での訪問治療により、安心して治療を受けていただくことが可能です。膝の痛みでお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。

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