こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は9月5日、石炭の日。「ク(9)リーンコ(5)ール」の語呂合わせから制定されたそうです。かつて暖房の主役だった石炭も、今では懐かしい存在になりました。秋の朝晩はすっかり涼しくなり、そろそろ体を温める工夫が必要な時期ですね。
それでは、本題に入ります。
本日は【秋口の寒暖差が肩の重さを深める仕組み】についてお話をします。
秋口になると、肩の重さやこわばりを感じる方が増えてきます。
日中はまだ暑さが残る一方で、朝晩は急に冷え込む日も多くなります。この寒暖差が、体にとって大きな負担になることがあるのです。
特に、冷えからくる肩のつらさは、単に筋肉の問題だけではなく、体全体の巡りの変化と深く関わっています。
東洋医学では、体の表面を守る力を「衛気(えき)」と呼びます。この力が気温の変化に追いつかなくなると、外から冷えが入り込みやすくなります。

冷えは血の流れを滞らせ、筋肉を硬く縮こまらせます。肩は首から腕へとつながる大切な部分ですから、冷えの影響を受けやすい場所でもあります。
さらに、秋は空気が乾燥し始める季節です。乾燥は体の潤いを奪い、筋肉や関節の動きをぎこちなくさせることがあります。
夏の疲れが残っている体に、冷えと乾燥が重なることで、肩の重さやこわばりとして現れやすくなるのです。
当院では、ご自宅での訪問治療を通じて、肩周りの血の巡りを整える施術を行っています。
針を用いて経絡の流れを整え、固くなった筋肉をやさしくほぐしていきます。通院が難しい方でも、住み慣れた環境でリラックスして施術を受けていただけるのが、訪問治療の利点です。
1回の施術時間は約20分、週に2〜4回のペースでお伺いしています。

日常生活では、首や肩を冷やさない工夫がとても大切です。
朝晩の冷え込みを感じたら、薄手のストールやカーディガンを一枚羽織るだけでも、体感は大きく変わります。
また、温かい飲み物で内側から体を温めることも、巡りを整える助けになります。
ゆっくりと肩を回すなどの軽い運動も、筋肉の緊張をほぐすのに役立ちます。無理のない範囲で、日々の習慣に取り入れてみてください。
秋の深まりとともに、体は冬に向けて少しずつ変化していきます。その変化に寄り添いながら、無理なく体を整えていくことが、この季節の過ごし方として大切だと考えています。
肩の重さやこわばりが気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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