秋の静かな時間が腰に届く巡りと過ごし方

神原鍼灸院 院長ブログ 腰痛

こんばんは、神原鍼灸院の神原です。

今日はマッチの日。1948年の今日、配給制だったマッチの自由販売が認められたそうです。小さな灯りが暮らしを支えていた時代を思うと、静かに座って手仕事をする時間も長かったのかもしれません。秋の夜長は過ごしやすい反面、じっとしている時間が増えやすい季節でもあります。

それでは、本題に入ります。
本日は【秋の静かな時間が腰に届く巡りと過ごし方】についてお話をします。

秋は気温が下がり、体を動かす機会が自然と減りやすい季節です。暑さが和らいで過ごしやすくなる一方で、長く同じ姿勢で座っている時間が増えると、腰への負担がじわじわと蓄積していきます。

腰痛のイメージ

東洋医学では、秋は「燥」の季節と捉えます。空気が乾き、巡りがゆっくりになりやすい時期です。同じ姿勢を続けると、腰まわりの気と血の流れが停滞し、重だるさや痛みを感じやすくなります。

腰は体の要です。座った姿勢が続くと、骨盤が後ろに傾き、腰椎に負荷がかかり続けます。特に秋口は、夏の疲れが残ったまま活動量が落ちるため、筋肉が硬くなりやすく、気血の巡りも鈍るのです。

ご自宅での針治療では、腰の周囲にあるツボを使い、滞った気血の流れを整えます。例えば「腎兪(じんゆ)」や「大腸兪(だいちょうゆ)」といったツボは、腰の痛みや重さを和らげる働きを持っています。通院が難しい方でも、ご自宅で受ける針治療なら、無理なく体を整えることができます。

腰痛の施術風景

秋の過ごし方として大切なのは、座りっぱなしにならない工夫です。読書や編み物、テレビを見るときも、30分に一度は立ち上がって腰を伸ばす習慣をつけてください。背もたれに寄りかからず、骨盤を立てて座ることも、腰への負担を軽くする助けになります。

また、秋は乾燥で水分の巡りも滞りがちです。こまめに白湯を飲み、体の内側から温めることで、巡りを保つ土台を作ることができます。

季節の移ろいとともに、体の声を丁寧に聞いて過ごしていただければと思います。

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