こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日はハロウィンの日。欧米ではかぼちゃをくり抜いて飾る習慣がありますね。最近では日本でも、街中が賑やかに彩られる季節の行事として親しまれています。秋も深まり、朝晩の冷えが本格的になってきました。どうぞ体を冷やさないようお過ごしください。
それでは、本題に入ります。
本日は【膝痛】についてお話をします。
膝の痛みは、さまざまな原因で起こります。中でも体重がかかり続けることによる負担は、膝の痛みを招く大きな要因のひとつです。膝の関節は、立つ・歩く・座るといった日常の動作のたびに、体全体の重さを支えています。
長い年月をかけてその負担が積み重なると、関節や周囲の筋、筋膜に疲れが溜まり、痛みとして現れるようになります。
東洋医学では、膝は「気」と「血」の巡りによって働きを支えられていると考えます。気と血がしっかりと膝に届いていれば、関節は柔らかさを保ち、動きもなめらかです。

けれども、巡りが滞ると膝の働きが鈍くなり、痛みや違和感が生じやすくなります。とりわけ秋から冬にかけての季節は、気温の低下が巡りを妨げる大きな要因となります。
秋になると、朝晩の冷え込みが一段と増します。この気温の変化は、体の表面だけでなく、関節周りの筋や組織にも影響を及ぼします。
冷えによって筋が縮み、血の巡りが滞ると、膝に十分な栄養や温もりが届かなくなります。すると、関節の動きが硬くなり、痛みが強まりやすくなるのです。
特に、長年にわたって体重を支えてきた膝は、冷えの影響を受けやすい部位です。もともと負担がかかっていたところに、秋の冷えが加わることで、痛みが増すことがよくあります。
また、気温が下がると、知らず知らずのうちに体を動かす機会が減ることもあります。動かさないでいると、気の流れが滞り、血の巡りも鈍くなって、膝の働きを支える力が弱まります。
この冷えと動きの減少という二つの要因が重なることで、秋から冬にかけて膝の痛みを訴える方が増えるのです。

当院では、針の施術によって膝周りの気血の巡りを整えることを大切にしています。膝の周囲には、気と血の通り道である経絡が走っています。
そこに針を施すことで、滞っていた巡りを促し、膝に温もりと柔らかさを取り戻すお手伝いをします。膝に負担がかかりやすい方や、外出が難しい方には、ご自宅での施術も承っております。
日常生活では、膝を冷やさないことが何よりも大切です。膝掛けやレッグウォーマーなどを使って、膝周りを温かく保つようにしましょう。
また、座ったままや立ったままの時間が長く続かないよう、こまめに体を動かすことも巡りを保つ助けになります。足首を回す、軽く膝を曲げ伸ばしするといった、小さな動きでも十分です。
秋の深まりとともに、膝の痛みが気になる方は、どうぞ無理をなさらず、早めに体を労る時間をお持ちください。
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