加齢に伴う腰痛を東洋医学の観点から解説

神原鍼灸院 院長ブログ 腰痛

こんばんは、神原鍼灸院の神原です。

今日は風呂の日。3月26日は「3(さ)2(ふ)6(ろ)」の語呂合わせから風呂の日とされています。暖かいお風呂は血行を促進し、筋肉の緊張をほぐしてくれるため、腰の痛みでお悩みの方にもおすすめです。春らしい陽気になってきましたが、朝晩はまだ冷え込むこともありますので、お体をしっかりと温めてお過ごしください。

それでは、本題に入ります。
本日は【加齢に伴う腰痛を東洋医学の観点から解説】についてお話をします。

年齢を重ねるにつれて、「以前は感じなかった腰の重だるさが続く」「朝起きた時の腰の痛みがひどい」といったお悩みを抱える方が多くなります。これらの症状は、単純に筋力の低下だけが原因ではありません。東洋医学の視点から見ると、体内を巡る「気・血・水」のバランスの乱れが大きく関係しています。

腰痛のイメージ

東洋医学では、人の体は「気(エネルギー)」「血(血液とその働き)」「水(体液)」の三要素によって健康が保たれていると考えられています。加齢に伴う腰痛は、これらの流れが滞ることで起こるとされているのです。

まず「気」の滞りについてですが、長年の生活習慣や姿勢の癖により、腰部周辺のエネルギーの流れが悪くなります。特に通院が難しい方の場合、外出機会の減少により体を動かすことが少なくなり、気の巡りが更に悪化してしまいがちです。

次に「血」の滞り、いわゆる血行不良です。加齢により血管の弾力性が低下し、腰部への血液供給が不十分になることで、筋肉や関節に栄養が行き渡らず、痛みやこわばりが生じます。冷えも血の巡りを悪化させる大きな要因となります。

そして「水」の滞りは、体内の余分な水分が適切に排出されず、腰部にむくみや重だるさを引き起こします。これは腎機能の低下とも深く関連しており、東洋医学では腎は腰と密接な関係があると考えられています。

腰痛の施術風景

当院では、これらの「気・血・水」の流れを改善するため、針治療によって経絡を刺激し、全身のバランスを整える施術を行っています。ご自宅での訪問治療では、リラックスした環境で治療を受けていただけるため、より効果的に気血の巡りを改善することができます。

日常生活では、温めることと適度な運動が重要です。入浴時に腰部をしっかりと温め、室内でできる簡単なストレッチを継続することで、気血水の流れを促進できます。

一人での外出が不安な方でも、ご自宅で安心して治療を受けていただける環境を整えております。加齢に伴う腰痛でお困りの際は、東洋医学の力でお体全体のバランスを整えることから始めてみませんか。

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