秋風が冷えと緊張を深め肩を重くする巡り

こんばんは、神原鍼灸院の神原です。

今日はメンズバレンタインデーの日。日本独自の習慣として、男性から女性へ贈り物をする日とされているそうです。季節の変わり目、贈り物とともに体への思いやりも届けられるといいですね。秋の風が吹き始めると、肩の重さを感じる方が増える時期でもあります。

それでは、本題に入ります。
本日は【秋風が冷えと緊張を深め肩を重くする巡り】についてお話をします。

秋に入ると、朝晩の気温が下がり始め、日中との差が大きくなります。この気温の変化が、実は肩の重さを深める大きな要因となります。

朝方の冷気に触れると、体は自然と熱を逃がさないよう身を縮めます。この時、肩や首の筋肉が無意識のうちに力を入れた状態が続き、筋肉の緊張が深まっていきます。

東洋医学では、冷えは「寒邪」として体の巡りを滞らせる原因と考えます。特に秋は、夏の間に開いていた毛穴が閉じ始め、体の表面が外からの冷気に敏感になる時期です。

肩や首は体の中でも冷えを受けやすい場所です。冷えが入ると、気血の流れが滞り、筋肉が硬く縮こまった状態になります。この状態が長く続くと、肩全体が重く、動かしにくく感じるようになります。

また、秋は日が短くなり、気持ちも内向きになりやすい季節です。体の動きも小さくなりがちで、肩甲骨を大きく動かす機会が減ります。動かさない時間が増えると、肩周りの巡りがさらに滞り、緊張が深く残るようになります。

当院の訪問治療では、肩や首の筋肉に直接針を施し、緊張をゆるめていきます。針を入れることで気血の巡りが整い、硬くなった筋肉に温かさと柔らかさが戻ります。

肩こりの施術風景

ご自宅で過ごす時間の中でも、肩を守る工夫ができます。朝晩は首元を温めるよう、ストールや襟のある服を選ぶだけでも効果があります。

また、肩をゆっくり回す動きを取り入れてみてください。前に5回、後ろに5回、大きく円を描くように動かすと、肩甲骨周りの巡りが促されます。

入浴時には湯船に浸かり、肩まで温めることで全身の気血が巡りやすくなります。温めた後は冷えないよう、早めに体を拭いて衣服を着ることも大切です。

秋の肩の重さは、冷えと緊張が積み重なった結果です。日々の暮らしの中で、少しずつ巡りを守る習慣を続けていくことが、肩を軽く保つ支えとなります。

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