膝の気と水が停滞する道筋と巡りの守り方

神原鍼灸院 院長ブログ 膝痛

こんばんは、神原鍼灸院の神原です。

今日はコスモスの日。秋桜の可憐な姿は、夏の疲れを癒してくれるような優しさがありますね。秋の風が心地よい季節ですが、気温の変化に体調を崩されませんようお気をつけください。

それでは、本題に入ります。
本日は【膝の気と水が停滞する道筋と巡りの守り方】についてお話をします。

階段の上り下りや立ち上がりの際に膝に違和感を覚える。そんな日常の小さな変化が、実は長い時間をかけて体に蓄積された負担の表れかもしれません。

東洋医学では、膝の不調を「気・血・水」の巡りの乱れとして捉えます。気は体を動かす力、血は栄養を運ぶもの、水は潤いを保つ役割を担っています。この三つがバランスよく巡っていれば、膝は滑らかに動き続けることができます。

膝痛のイメージ

ところが、長い年月をかけて同じ動作を繰り返したり、冷えや湿気にさらされたりすると、膝の周りで気の流れが滞り、血が届きにくくなり、水の巡りも鈍くなります。すると関節の潤いが失われ、動きがぎこちなくなっていきます。

特に秋は「燥邪(そうじゃ)」という乾いた邪気が体に入りやすい季節です。空気が乾燥すると、体の中の水の巡りが乱れやすくなり、膝の潤いも不足しがちになります。

当院の訪問治療では、膝に直接針を打つことで気の流れを促し、血の巡りを整え、水の停滞を解いていきます。ご自宅で治療を受けられるため、通院の負担がなく、安心してお過ごしいただけます

施術は1回約20分、週2〜4回のペースでお伺いしております。針を打つ場所は、膝そのものだけでなく、腰や足首など、膝に関わる経絡上の要所にも働きかけます。

膝痛の施術風景

日頃のケアとしては、膝を冷やさないことが大切です。薄手のひざ掛けを用意したり、足首まで覆う靴下を履いたりするだけでも、下半身の巡りは保たれやすくなります。

また、椅子に座ったまま足首をゆっくり回すだけでも、膝の周りの気血が動き始めます。無理に歩かなくても、座ったままできる小さな動きが、膝を支える力になります。

膝の痛みは、体が「巡りを整えてほしい」と伝えているサインです。その声に耳を傾け、日々の暮らしの中で巡りを守る工夫を重ねていくことが、膝を支える力になります。

外出が難しくなったとしても、ご自宅で治療を受けることで、体の巡りは整えることができます。どうぞお気軽にご相談ください。

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