冷えが気血の巡りを止め肩が重くなる仕組み

神原鍼灸院 院長ブログ 肩こり

こんばんは、神原鍼灸院の神原です。

今日は公衆電話の日。1900年のこの日、日本で初めて公衆電話が設置されたそうです。今では携帯電話が当たり前の時代ですが、公衆電話を見かけると少しほっとする気持ちになりますね。秋の深まりとともに朝晩の冷え込みも強くなってきました。お身体、大切になさってください。

それでは、本題に入ります。
本日は【冷えが気血の巡りを止め肩が重くなる仕組み】についてお話をします。

秋が深まるにつれて、肩の重さやこわばりを感じる方が増えてきます。特に冷えが強くなるこの時期は、東洋医学でいう気血の巡りが滞りやすく、それが肩の不調として表れやすいのです。

東洋医学では、私たちの身体は「気」「血」「水」の三つの要素が巡ることで健康を保っていると考えます。気は生命活動のエネルギー、血は栄養を運ぶもの、水は体液全般を指します。

肩こりのイメージ

冷えは、この三つの巡りを悪くする大きな要因です。外から冷えが身体に入ると、まず気の流れが遅くなります。気の流れが遅くなると、血を押し流す力も弱まり、結果として血の巡りも滞ります。

肩や首のあたりは、もともと気血が停滞しやすい場所です。頭を支え続ける負担に加えて、冷えによって巡りが悪くなると、筋肉が栄養不足の状態になり、硬くこわばってきます。これが肩こりとして感じられるのです。

特にご自宅で過ごす時間が長くなると、身体を動かす機会が減り、さらに巡りは悪くなります。座ったままの姿勢が続けば、肩や首への負担は一点に集中し、気血の停滞はいっそう深まります。

肩こりの施術風景

当院の訪問施術では、針を使って気血の巡りを整えることを大切にしています。肩や首の経絡に針を刺すことで、滞っていた気の流れが動き出し、それに伴って血も巡り始めます。

施術はご自宅で約20分、週に2〜4回のペースで伺います。外出の負担なく、慣れた環境で治療を受けていただけることも、身体の緊張をほぐす助けになります。

日々の暮らしの中では、首元を温めることをお勧めします。タオルを首に巻くだけでも、気血の巡りは変わります。また、肩を大きくゆっくり回す動きも、滞った気を動かす助けになります。

冷えが深まるこれからの季節、身体の巡りを整えることが、肩の重さを和らげる鍵となります。ご自宅でできる小さな習慣と、針による巡りの調整を組み合わせることで、穏やかに過ごせる日々を取り戻していただければと思います。

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