姿勢の崩れで肩こりが悪化する理由を東洋医学で解説

神原鍼灸院 院長ブログ 肩こり

こんばんは、神原鍼灸院の神原です。

今日は芒種の日。稲や麦などの穀物の種をまく時期とされ、本格的な夏の訪れを告げる節気です。湿度も高くなり、体調管理がより重要な季節になってまいりました。

それでは、本題に入ります。
本日は【姿勢の崩れで肩こりが悪化する理由を東洋医学で解説】についてお話をします。

年齢を重ねると、どうしても背中が丸くなったり、首が前に出がちになったりと、姿勢の変化が気になる方も多いのではないでしょうか。このような姿勢の変化は、実は肩こりの大きな原因となっています。

東洋医学では、人の体は「気・血・水」の3つの要素が滞りなく巡ることで健康を保つと考えます。姿勢が崩れると、この大切な巡りが悪くなってしまうのです。

肩こりのイメージ

まず「気」の流れについてですが、背中が丸くなると胸部が圧迫され、呼吸が浅くなります。東洋医学で「気」は呼吸と深く関わっているため、呼吸が浅くなると気の巡りが悪くなり、肩や首周りに重だるさを感じるようになります。

次に「血」の循環ですが、首が前に出る姿勢は首や肩の筋肉を常に緊張させ、血液の流れを妨げます。特に長時間同じ姿勢でいることが多い方は、筋肉の緊張が慢性化し、血行不良による肩こりが起こりやすくなります。

「水」の代謝については、姿勢の崩れによりリンパの流れも悪くなります。これにより老廃物が溜まりやすくなり、肩や首の重さやだるさが増してしまいます。

肩こりの施術風景

当院の訪問治療では、このような姿勢の崩れによる「気・血・水」の滞りを針とお灸で整えていきます。外出が不安な方でも、ご自宅で安心して治療を受けていただけます。

施術では、肩や首の筋肉の緊張を和らげるツボはもちろん、全身の気の流れを整えるツボも使用します。実際に施術させていただいた80代の女性は、「背中が丸くなって肩が重かったけれど、治療後は肩が軽くなって呼吸も楽になった」とおっしゃっていました。

日常生活では、壁に背中をつけて立つ練習や、深呼吸を意識的に行うことで、姿勢と気の流れを改善できます。特に朝起きた時と夜寝る前の深呼吸は、一日の気の巡りを整える効果が期待できます

姿勢の改善は一朝一夕にはいきませんが、継続的な治療とセルフケアで必ず変化を感じていただけます。ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

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