こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は雨水の日。二十四節気の一つで、雪が雨に変わり、氷が溶けて水になる頃という意味があります。暦の上では春の訪れを告げる日ですが、実際にはまだまだ厳しい寒さが続いていますね。この時期は気温の変化が激しく、体調を崩しやすいので、どうぞお気をつけください。
それでは、本題に入ります。
本日は【冬の冷えからくる膝痛の原因と対処法】についてお話をします。
冬になると「膝が痛くて階段の昇り降りが辛い」「朝起きた時に膝が固まったような感じがする」といったご相談が増えます。冷えからくる膝痛は、この時季特有の症状として多くの方が悩まれています。

膝痛が冬に悪化する主な原因は、冷えによる血行不良です。気温が下がると血管が収縮し、膝関節周辺の血流が悪くなります。その結果、関節を包む滑膜の動きが鈍くなり、関節液の分泌も減少してしまいます。まるで機械の潤滑油が不足した状態になってしまうのです。
また、寒さで筋肉が硬くなることも膝痛を悪化させる要因です。太ももの筋肉やふくらはぎの筋肉が緊張すると、膝関節にかかる負担が増加します。特に通院が難しい方や外出が不安な方は、家の中で過ごす時間が長くなり、運動不足による筋力低下も重なって、症状がより深刻になりがちです。
東洋医学では、膝痛を「腎虚」という概念で捉えることがあります。腎は生命力の源とされ、加齢とともにその働きが衰えると、骨や関節の機能も低下すると考えられています。冷えはこの腎の働きをさらに弱めるため、冬の膝痛には特に注意が必要なのです。
当院の訪問治療では、膝痛に対して局所の針治療と温灸を組み合わせて施術を行います。膝周辺のツボ(膝眼、犊鼻、陰陵泉など)に針を打ち、血行を改善させます。同時に温灸で膝を深部から温めることで、冷えによる血行不良を根本から改善していきます。

ご自宅での温熱療法も効果的です。入浴時には湯船にゆっくりと浸かり、膝を十分に温めてください。また、膝にホットパックやカイロを当てて温める方法も有効です。ただし、低温やけどには十分ご注意ください。
軽い運動も大切です。座ったまま膝の曲げ伸ばしをするだけでも、関節の動きを維持できます。無理をせず、痛みの範囲内で続けることが重要です。
ご自宅での訪問治療であれば、移動の負担もなく、リラックスした状態で施術を受けていただけます。膝の痛みでお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。個人差がありますが、継続的な治療で多くの方が改善を実感されています。
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