こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は6月29日、「佃煮の日」です。佃煮は江戸時代から日本人の食生活を支えてきた保存食で、小魚や昆布など栄養豊富な食材が使われています。暑さで食欲が落ちがちなこの時期も、佃煮があればご飯が進みますね。夏バテを防ぐためにも、しっかり栄養を摂ることが大切です。
それでは、本題に入ります。
本日は【筋力低下による腰痛を東洋医学の視点から考える】についてお話をします。
「最近、立ち上がるときに腰が重い」「長く歩くと腰がつらい」そんなお悩みを抱えている方、実は少なくありません。
年齢を重ねると、どうしても筋力は低下していきます。特に腰を支える筋肉が弱くなると、腰椎への負担が増えて痛みが現れやすくなるのです。
東洋医学では、腰痛を「気・血・水」のバランスの乱れとして捉えます。

「気」は体を動かすエネルギー、「血」は栄養を運ぶ役割、「水」は体液のバランスを保つ働きを担っています。筋力が低下すると、これら3つの流れが滞りやすくなり、腰痛として症状が現れるのです。
特に「気虚(ききょ)」という状態では、筋肉に十分なエネルギーが行き渡らず、腰を支える力が弱まります。また、「血虚(けっきょ)」の状態では、筋肉への栄養供給が不足し、回復力が低下してしまいます。
当院の訪問治療では、ご自宅で針灸施術を受けていただけます。
針治療では、腰の周囲のツボを刺激することで「気」の巡りを改善し、筋肉の働きをサポートします。また、お灸を使って温めることで、血流を促進し、筋肉に栄養を届けやすくします。
実際に施術をさせていただいている80代の方は、最初は歩くのもつらい状態でしたが、継続的な治療で「台所に立つのが楽になった」と喜んでくださいました。
東洋医学では、症状だけでなく体全体のバランスを整えることを重視します。腰だけでなく、お腹や足のツボも使いながら、根本的な体力の回復を目指していきます。

日常生活では、無理のない範囲で体を動かすことが大切です。
椅子に座ったまま足を上げ下げする、寝る前にゆっくりと腰を伸ばすなど、簡単な動作でも継続することで「気・血・水」の流れが良くなり、筋力の低下を緩やかにすることができます。
また、夏は冷たいものを取りすぎると「水」の巡りが悪くなり、体が重だるくなることもあります。温かい食事やお茶を意識して摂るようにしましょう。
もちろん効果には個人差がありますが、体質に合わせた丁寧な施術を心がけています。
外出が不安な方も、ご自宅で安心して施術を受けていただけます。腰の痛みでお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
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