こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は4月12日、パンの日です。毎月12日がパンの日とされているのは、1842年4月12日に日本で初めて軍用パンが焼かれたことに由来しています。春の陽気に誘われて、美味しいパンを求めてお散歩される方も多いのではないでしょうか。ただ、この時期は朝晩の寒暖差が大きく、体調を崩しやすい季節でもありますので、どうぞお体にお気をつけください。
それでは、本題に入ります。
本日は【春の寒暖差が引き起こす血行不良による肩こりと改善法】についてお話をします。
春は一年で最も寒暖差が激しい季節として知られています。朝は冬のような寒さなのに、昼間は初夏を思わせる暖かさになることも珍しくありません。この寒暖差こそが、血行不良による肩こりを悪化させる大きな要因となっているのです。

血行不良による肩こりは、筋肉への血流が滞ることで起こります。血液は筋肉に酸素と栄養を運び、同時に疲労物質を取り除く重要な役割を担っています。しかし、気温の変化が激しい春は、体が気温の調節に追いつかず、血管の収縮と拡張が不規則になりがちです。
特に外出が不安な方や、一日の大半をご自宅で過ごされる方は、室内と外の気温差をより強く感じやすくなります。体温調節機能も年齢とともに変化するため、若い頃よりも寒暖差の影響を受けやすくなるのは自然なことです。
当院では、このような春特有の血行不良による肩こりに対して、個々の体質や症状に合わせた針治療を行っています。針治療は血行を促進し、筋肉の緊張をほぐすのに非常に効果的です。東洋医学では「気血の巡り」を重視しますが、まさに春の肩こりは気血の流れが滞った状態と考えられます。
訪問治療では、患者様のご自宅という慣れ親しんだ環境で施術を受けていただけるため、外出による体への負担や気温差のストレスを避けることができます。また、普段の生活環境を直接確認できるため、日常生活の改善点についてもより具体的なアドバイスが可能です。

実際に、私が施術をさせていただいた80代の女性の方は、春になると決まって肩こりが悪化すると悩まれていました。お話を伺うと、朝の冷え込みで肩に力が入り、昼間の暖かさで薄着になった際の急激な温度変化が症状を悪化させていることが分かりました。針治療と併せて、重ね着による体温調節をお勧めしたところ、症状が大幅に改善されました。
春の血行不良による肩こり対策として、日常生活で心がけていただきたいのは温度調節です。脱ぎ着しやすい羽織物を活用し、首周りを冷やさないよう注意してください。また、軽いストレッチや肩回しなどの運動も血行促進に効果的です。
ただし、症状には個人差があり、セルフケアだけでは改善が難しい場合も少なくありません。通院が難しい方でも、訪問治療により専門的な施術を受けることが可能ですので、お気軽にご相談ください。
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