こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は世界保健デーです。世界保健機関(WHO)が設立された日として制定されており、健康について改めて考える良い機会ですね。春の陽気に誘われて外出する機会も増える季節ですが、体調管理にも十分気を配りたいものです。
それでは、本題に入ります。
本日は【春の姿勢変化が招く腰痛〜気血水の流れを整えて根本改善】についてお話をします。
春になると、なぜか腰の重さや痛みを訴える方が多くなります。実はこれ、単なる偶然ではありません。東洋医学の視点から見ると、姿勢の変化と春の季節的な体の変化が大きく関わっているのです。
冬の間は寒さで体が縮こまり、どうしても前かがみの姿勢が続きがちです。この状態が数ヶ月続くと、腰部の筋肉や関節に負担がかかり続けることになります。そして春を迎え、暖かくなってから急に活動的になろうとすると、準備不足の腰部に負荷がかかってしまうのです。

東洋医学では、体の不調を「気・血・水」の流れの滞りとして捉えます。特に腰痛の場合、この三つの要素すべてが関与していることが多いのです。
まず「気」の流れから見てみましょう。長時間同じ姿勢を続けることで、体内のエネルギーである気の流れが滞ります。特に腰部は体の要となる部分で、上半身と下半身をつなぐ重要な気の通り道です。ここが詰まると、全身のバランスが崩れてしまいます。
次に「血」の循環です。前かがみの姿勢が続くと、腰部周辺の血液循環が悪くなります。血流が滞ると、筋肉に必要な酸素や栄養が十分に届かず、老廃物の排出も滞ってしまいます。これが腰の重だるさや痛みの原因となるのです。
そして「水」の代謝についてです。春は湿度が高くなり始める季節で、体内の水分代謝にも変化が生じます。水分の滞りは筋肉の柔軟性を低下させ、腰部の可動域を制限してしまいます。

当院の訪問治療では、これらの気血水の流れを整えることを重視しています。通院が難しい方でも、ご自宅でゆっくりと施術を受けていただけるため、リラックスした状態で治療効果を高めることができます。
針治療により、滞った気の流れを促進し、血液循環を改善します。また、体内の水分代謝を整えることで、根本的な体質改善を図ります。
日常生活では、朝の軽いストレッチや、座っている時間を意識的に短くすることをお勧めします。また、春の季節に合わせて、体を温める食材を適度に取り入れることも大切です。ただし、急激な運動は避け、徐々に体を慣らしていくことが重要です。
腰痛は放置すると慢性化しやすい症状です。早めの対処で、快適な春を過ごしていただければと思います。施術効果には個人差がありますが、東洋医学のアプローチで、お一人お一人の体質に合わせた治療を行っております。
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