こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は7月2日、うどんの日です。七十二候の「半夏生(はんげしょう)」の頃にうどんを食べる習慣があったことに由来するそうです。夏は暑さで食欲が落ちやすい季節ですが、消化の良いうどんで栄養を摂りながら、体調を整えていきたいですね。
それでは、本題に入ります。
本日は【姿勢の変化からくる腰痛と東洋医学】についてお話をします。
「最近、腰が痛くて立ち上がるのがつらい」「前かがみになると腰が伸びない」といったお悩みをお持ちではありませんか。
年齢を重ねると、長年の生活習慣や筋力の変化によって、知らず知らずのうちに姿勢が変わってきます。この姿勢の変化が腰痛の大きな原因となることがあるのです。
東洋医学では、体の不調を「気・血・水」のバランスの乱れとして捉えます。気は生命エネルギー、血は栄養を運ぶ血液、水は体液全体を指します。

姿勢が崩れると、まず「気」の流れが滞ります。背中が丸くなったり、腰が曲がったりすると、体の中心を通るエネルギーの通り道が圧迫されてしまうのです。
すると次に「血」の巡りが悪くなり、腰周りの筋肉や関節に十分な栄養が届かなくなります。これが慢性的な痛みや重だるさにつながるのです。
さらに「水」の代謝も低下すると、腰周りに余分な水分が溜まり、むくみや冷えを感じやすくなります。この三つの巡りの悪化が、姿勢の変化からくる腰痛の本質なのです。
当院では、針とお灸を使って経絡(けいらく)と呼ばれる気の通り道を整え、気・血・水の流れを改善していきます。
特に腰痛に関係する経絡は、背中側を通る「督脈(とくみゃく)」や膀胱経という経絡です。これらのツボに適切な刺激を与えることで、気の流れを促し、血液循環を改善していきます。

また、お灸の温熱効果は「水」の代謝を高め、体内の余分な水分を排出する助けとなります。腰周りを温めることで、冷えからくる痛みやこわばりも和らぎやすくなるのです。
ご自宅での施術では、リラックスした環境の中で、お一人おひとりの体質や症状に合わせた施術が可能です。「通院が負担」「外出が不安」という方でも、安心して治療を受けていただけます。
日常生活では、座る時に背もたれを使いすぎず、なるべく背筋を伸ばすよう意識してみてください。また、仰向けで寝る際に膝の下にクッションを入れると、腰への負担が軽減されます。
東洋医学では「未病を治す」という考え方を大切にしています。痛みが強くなる前に、体のバランスを整えておくことが、健やかな日々を送る秘訣です。
腰の痛みや姿勢の変化が気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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