こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は傘の日。1950年のこの日、日本で初めて洋傘の普及を目的とした記念日が制定されました。梅雨の時期、雨に濡れて体が冷えると腰の痛みも増すことがありますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
それでは、本題に入ります。
本日は【同じ姿勢が続く腰痛の東洋医学的改善法】についてお話をします。
座っている時間が長い方や、立ち仕事で同じ姿勢を続けていらっしゃる方から、腰の重だるさや痛みについてのご相談をよくお受けします。特に最近では、外出を控えがちになった方や、一日中家で過ごすことが多くなった方からのお悩みが増えています。

東洋医学では、腰痛の原因を「気・血・水」の流れの滞りとして捉えています。同じ姿勢を長時間続けることで、これら三つの要素が停滞し、腰部に様々な不調が現れると考えられています。
まず「気」の滞りについて説明いたします。気は体のエネルギーの流れを表し、同じ姿勢が続くことで気の巡りが悪くなります。これにより腰周りの筋肉が緊張し、重だるい感覚や鈍痛が生じます。
次に「血」の停滞です。長時間の同一姿勢により血液循環が悪化し、腰部の筋肉や関節に十分な栄養が行き渡らなくなります。これが慢性的な痛みや朝の起床時の腰のこわばりにつながります。
そして「水」の代謝異常も重要な要因です。水分代謝が滞ることで、腰周りに余分な水分が蓄積し、むくみや重だるさを引き起こします。

当院の訪問治療では、これら三つの要素すべてにアプローチいたします。針治療により気の流れを整え、お灸で血行を促進し、さらに経絡マッサージで水の代謝を改善していきます。実際に85歳のお母様で、一日中椅子に座って手芸をされることが多く、立ち上がる際の腰痛にお悩みだった方が、定期的な施術により痛みが軽減され、現在では趣味の時間を楽しく過ごされています。
通院が難しい方でも、ご自宅で専門的な東洋医学治療をお受けいただけます。日常生活では、1時間に一度は立ち上がって軽く体を動かし、腰を温めることを心がけてください。また、座る際は腰にクッションを当てて負担を軽減することも効果的です。
個人差がありますが、継続的な治療により気血水の流れが整い、腰痛の根本的な改善が期待できます。お困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
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