冷えからくる肩こりを東洋医学で解消する方法

神原鍼灸院 院長ブログ 肩こり

こんばんは、神原鍼灸院の神原です。

今日は精霊の日。日本古来からお彼岸の時期に、先祖の霊をお迎えするとされている大切な日です。春のお彼岸は、冬の寒さから解放される時期でもありますが、まだまだ朝晩の冷え込みが続いておりますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

それでは、本題に入ります。
本日は【冷えからくる肩こりを東洋医学で解消する方法】についてお話をします。

「冷えると肩がこる」という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。特に外出が不安な方や、ご自宅で過ごす時間が長い方は、暖房の効いた室内と外気温の差により、体が冷えの影響を受けやすくなります。

東洋医学では、体の不調を「気・血・水」の3つの要素で捉えます。冷えからくる肩こりは、まさにこの3つのバランスが崩れることで起こると考えられています。

肩こりのイメージ

まず「気」の滞りについてです。気は体のエネルギーの流れを表し、冷えによって気の巡りが悪くなると、肩周辺の筋肉に十分なエネルギーが届かなくなります。その結果、筋肉が硬直し、肩こりが発生するのです。

次に「血」の循環不良です。冷えは血管を収縮させ、血液の流れを悪くします。肩や首周辺の血流が滞ると、筋肉に必要な酸素や栄養が行き届かず、老廃物も蓄積されやすくなります。これが慢性的な肩こりの原因となるのです。

最後に「水」の代謝異常があります。体が冷えると、体内の水分代謝が低下し、余分な水分が体に溜まりやすくなります。この水分の滞りが、肩周辺の重だるさや張りを引き起こすことがあります。

肩こりの施術風景

当院の訪問治療では、これら3つの要素すべてにアプローチします。針治療で気の流れを整え、お灸で体の深部を温めて血流を促進し、経絡マッサージで水分代謝を改善していきます。

実際に、長年冷えからくる肩こりにお悩みだった80代の女性の方は、週1回の訪問治療を続けることで、肩の重だるさが大幅に軽減され、「朝起きるのが楽になった」とおっしゃっています。通院が難しい方でも、ご自宅で継続的な治療を受けることができるのが大きなメリットです。

日常生活では、首や肩を冷やさないよう、スカーフやカーディガンを活用していただくことをお勧めします。また、温かい飲み物を定期的に摂取し、体の内側からも温めることが大切です。軽い肩回しや首のストレッチも、気血の流れを良くするのに効果的です。

冷えからくる肩こりは、東洋医学的なアプローチで根本から改善することが可能です。もしご家族の方で同様のお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。

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