こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は「アニメの日」。1958年のこの日、日本初のカラー長編アニメーション映画「白蛇伝」が公開されました。秋の夜長は、心を和ませる時間を過ごしたいものですね。季節の変わり目は体調も崩しやすい頃ですから、どうぞご自愛ください。
それでは、本題に入ります。
本日は【筋が働かず腰を支える気が届かなくなる巡り】についてお話をします。
年を重ねると、腰が重く感じる日が増えてきます。動き出すときに鈍い痛みが走る、立ち上がるのにひと呼吸必要になるといった変化は、多くの方が経験なさるものです。
東洋医学では、こうした腰の不調を「気」の巡りから捉えます。

腰を支えるには、筋肉がしっかりと働く必要があります。この筋肉を動かすエネルギー源となるのが「気」です。気が十分に巡っていれば、筋肉は力を保ち続けることができます。けれども年を重ねると、体全体を巡る気の量が少しずつ減っていきます。すると、筋肉へ届く気も不足し、腰を支える力が弱まっていくのです。
さらに、日々の暮らしの中で体を動かす機会が減ると、気の巡りはさらに滞りやすくなります。座ったまま過ごす時間が長くなる、外出する機会が減るといった変化は、腰へ気が流れ込む道筋を細くしてしまいます。
そこへ秋の気候が加わります。朝晩の冷えは体の表面を引き締め、気血の流れを妨げやすくなります。冷えた腰には気が届きにくく、筋肉は硬さを増していきます。こうして、じわじわと腰への負担が重なっていくのです。

神原鍼灸院では、訪問治療でご自宅へお伺いし、腰に気を巡らせる針治療を行っています。腰の周囲にあるツボへ針を施すことで、滞った気の流れを開き、筋肉へエネルギーが届くよう促します。
約20分の施術で、腰の周りがじんわりと温かくなるのを感じていただけます。週に2〜4回ほど施術を続けることで、気が巡る道筋が整い、腰を支える力が少しずつ戻ってきます。
ご自宅でのケアとして、腰を冷やさないことが大切です。座っているときには薄手の膝掛けを腰に当てる、温かい飲み物で体の内側から温めるといった工夫が、気の巡りを助けてくれます。また、座ったまま足首をゆっくり回すだけでも、下半身の気が動き始めます。
通院が難しい方にこそ、ご自宅で受けられる治療が力になります。日々の暮らしの中で、腰の気を巡らせる手当てを続けていきましょう。
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