こんばんは、神原鍼灸院の神原です。
今日は9月2日、「宝くじの日」です。当選したのに受け取り忘れている方への呼びかけとして制定された日だそうです。思わぬ幸運が身近にあるかもしれませんね。9月に入り、朝晩は少しずつ涼しくなってまいりました。気温の変化で体調を崩されませんよう、どうぞご自愛ください。
それでは、本題に入ります。
本日は【秋の冷えが筋力を落とす仕組みと膝の支え方】についてお話をします。
秋は夏の疲れが体に残りやすい時期です。暑さで動く機会が減っていた方は、気づかないうちに足腰の筋力が落ちていることがあります。筋力が低下すると、膝への負担が大きくなり、階段の上り下りや立ち上がりがつらく感じられるようになります。
東洋医学では、「腎」が足腰の力を支えていると考えます。腎は加齢とともに弱りやすく、秋から冬にかけてさらに冷えの影響を受けやすくなります。夏の間に汗をかきすぎたり、冷房で体を冷やしていたりすると、腎の働きが弱まり、足の筋力を保つ力も落ちてしまうのです。

筋力が衰えると、膝にかかる体重を支えきれなくなります。本来は筋肉が吸収していた衝撃が、直接膝の関節に伝わってしまうため、痛みや違和感が生じやすくなります。特に膝の内側に負担がかかりやすく、歩くたびに重だるさを感じることもあります。
当院では、膝の周りにあるツボへの針治療で、筋肉の緊張をやわらげ、気血の巡りを整えます。膝の裏側にある「委中(いちゅう)」や、内側にある「陰陵泉(いんりょうせん)」といったツボは、膝を支える力を取り戻すのに役立つとされています。
また、腎の働きを補うために、腰やお腹のツボも整えます。腎兪(じんゆ)や関元(かんげん)などのツボは、足腰を支える土台となる力を育てる助けになります。訪問施術では、ご自宅で無理なく横になった状態で、ゆっくりと体を整えることができます。

日常生活では、無理のない範囲で足を動かす習慣を続けることが大切です。椅子に座ったまま膝を伸ばしたり曲げたりする動きや、ふくらはぎを軽く揉む習慣は、筋力を保つのに役立ちます。
また、体を冷やさないように、腰から下を温めることを心がけてください。湯船にゆっくり浸かることや、寝るときに薄手のひざ掛けをかけることも、気血の巡りを助けます。
秋の体は、夏の疲れと冬への準備の両方を抱えています。外出が不安な方には、ご自宅で針治療を受けていただけます。1回の施術は約20分、週2〜4回のペースでお体の調子を整えていきます。
膝の痛みは、放っておくと歩くこと自体がつらくなり、日常生活に影響が出やすくなります。筋力の衰えからくる膝の負担に、どうぞお早めにご相談ください。
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